北村照文新監督(2列目右)と田中新コーチ(同左)と共にガッツポーズする新入団選手=福井新聞社・プレス21

 ルートインBCリーグの福井ミラクルエレファンツは11日、新入団選手発表会を福井新聞社・プレス21で開いた。新戦力の5選手は「チームに貢献する」「全力で戦う」などと意気込みを語り、北村照文新監督の下での奮闘を誓った。

 新入団選手は、元阪神の岩本輝(あきら)投手(24)ら4人と、練習生だった木内陸内野手(19)が今季から選手登録される。

 阪神で6年間プレーした岩本投手は「直球でも変化球でも勝負できる自信はある」ときっぱり。「福井で一回り成長して優勝に貢献したい」と意気込んだ。台湾出身の楊鑄真(よういるま)投手(23)は身長190センチの大型右腕。長身から投げ下ろす変化球に自信を持っており「直球とカーブの緩急で勝負したい」と力強く語った。

 「キャッチャーとしてチームを勝たせたい」と強調したのは、中島健介捕手(23)。扇の要らしく「投手と協力して最少失点に抑えたい」と意欲をみせた。走攻守がそろった松本友内野手(21)は「行けと言われればどのポジションでも守る。1年目から全試合に出場する気持ちでやりたい」とアピールした。

 木内内野手は「武器である走力を見せたい」と気合十分。福井商業高出身でチーム唯一の県勢選手でもあり「練習生のときから(ファンに)よく声を掛けてもらった。今年はもっと応援してもらえるように頑張りたい」と闘志を燃やした。

 ■北村照文監督「日本一目指す」

 球団創立10周年の節目に、悲願の独立リーグ日本一へ—。新入団選手発表に先立ち、北村監督ら新首脳陣も会見に臨んだ。スーツ姿で登場した新指揮官は「日本一を目指す。県民に愛され、喜んでもらえるチームをつくりたい」と抱負を述べた。

 「身の引き締まる思いです」。23年ぶりにユニホームを着る胸中を口にした北村監督。「私生活は野球にでる。選手には礼儀、ひたむきさを大事にしてほしい。人間形成にも力をいれたい」と思いを熱く語った。

 今季のスローガンも発表。勇ましく突き進む「勇往邁進(まいしん)」に決まり「象のように突進していけるよう、1年間頑張りたい」と意気込んだ。

 新バッテリーコーチに就任した田中雅彦氏は「選手のために一生懸命サポートする。年が近いので、いろいろな話をしながら関係性を築きたい」と語った。荘勝雄投手コーチは「各選手が勝負球を持てるように、キャンプから鍛えたい」と投手陣の強化を誓った。

 エレファンツは2月15日に合同自主トレーニングを始め、3月15日にキャンプインする。

■新戦力の選手略歴■
(1)生年月日 (2)投打 (3)身長、体重 (4)出身地 (5)主な球歴

【投手】
楊 鑄真(よう・いるま)
(1)1993年11月22日 (2)右右 (3)190、84 (4)台湾 (5)福岡一高—日本経済大

岩本 輝(いわもと・あきら)
(1)1992年10月21日 (2)右左 (3)182、82 (4)山口 (5)南陽工高—阪神

【捕手】
中島 健介(なかじま・けんすけ)
(1)1993年2月4日 (2)右右 (3)178、82 (4)北海道 (5)稚内大谷高—北海道教育大函館校—BBCスカイホークス—徳島インディゴソックス

【内野手】
松本 友(まつもと・ゆう)
(1)1995年2月5日 (2)右右 (3)180、80 (4)福岡 (5)東福岡高—明治学院大

木内 陸(きうち・りく)
(1)1997年6月9日 (2)右左 (3)168、65 (4)福井 (5)福井商業高

関連記事