南越前町河野の北前船主の館・右近家の中庭に、水仙で北前船をかたどった花壇がお目見えした。

 花壇は、水仙で華やぐ時期に北前船の町をPRしようと、同町が三年前から毎年造園。直径六メートルの円形状に約六十センチの土を盛り、係留ロープで縁取った。

 地元農家が育てた千七百五十本の水仙切り花と砂利で帆船を装飾。常緑草「玉竜」やパンジー、葉ボタンも並べ、冬の日本海で活躍する往年の雄姿をイメージした。

 昨年末から越前市内の造園業者五人が作業を始め、今月五日に完成させた。門をくぐると冬の潮風に揺れるかれんな小花が観光客を出迎え、高貴な香りを漂わせている。

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