生徒たちに体の使い方を教えるバレーボール元全日本代表の山本隆弘さん(左)=9日、福井県大野市エキサイト広場

 バレーボール元全日本代表の山本隆弘さん(38)を招いた教室が9日、福井県大野市エキサイト広場で開かれた。市内の上庄中、陽明中の男子部員と大野高女子部員の計17人が参加し、世界の舞台で活躍したアタッカーから、パスやレシーブなどの基礎や心構えをみっちりと学んだ。

 ジュニア層育成を目指し、市教育委員会と市体育協会が主催。競技を変えて、トップアスリートや指導者を迎えてほぼ毎年開いている。

 山本さんは現役時代は、パナソニックに所属し、サウスポーのアタッカーとして活躍。2008年北京五輪の本大会にチームを導いた。現在は試合の解説や普及活動を行っている。

 アンダー、オーバーのパス練習では手の出し方や膝の使い方を指導。「ボールは必ず落ちてくるから、自分から取りに行くのではなく待って」と助言した。レシーブ練習では202センチの長身からアタックを繰り出し、生徒が順番に受けた。徐々に打つ強さを上げながら「逃げるな」と活を入れていた。

 山本さんは「高い目標を持ち一歩一歩進めば、たどり着く道は必ずある。助け合い協力して、絆を強めながら頑張って」とエールを送った。

 陽明中の錢瓶圭吾主将(14)は「アタック練習で教わった、打った後のフォームまで意識することが参考になった。今後生かしていきたい」と話していた。

 福井工大福井高出身の元全日本代表選手、枩田優介さんも講師を務める予定だったが、体調不良で見送った。

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