競技かるた名人位決定戦の開始前に手合わせする川崎文義名人(右)と三好輝明八段=7日、大津市の近江神宮勧学館

 競技かるたの実力日本一を決める第63期名人位戦は7日、大津市の近江神宮勧学館で行われ、初防衛戦となる福井渚会の川崎文義名人(28)=越前市=と、同じく福井渚会の三好輝明八段(33)=同=が対戦している。3戦先勝の5番勝負。

 1回戦は川崎名人が5枚差で勝った。中盤以降、リードを奪い合う激しい一戦となったが、川崎名人が制した。

 2回戦も川崎名人が14枚差で勝利した。川崎名人は中盤までに大差をつけ、そのまま押し切った。2勝した川崎名人が王座初防衛に王手をかけた。

 川崎名人は昨年、2度目の挑戦で福井県勢初の名人位を獲得。三好八段は5年ぶり4度目の名人位挑戦。

 対戦を前に川崎名人は「いつも通り自分の力を出すだけ」と県勢対決は意識せず、あくまで平常心と自然体を貫く構え。三好八段は、昨年11月の名人位挑戦者決定戦で勢いのある若手の東日本代表を破った。上り調子で「自分が持ついろんな技を見せられれば結果がついてくる」と意気込んでいた。

 名人位戦は連続5期または通算7期務めると永世名人の称号を得る。

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