えちぜんの船首から海に飛び込む潜水士=6日、福井県敦賀港桜岸壁

 福井県の敦賀海上保安部の巡視船「えちぜん」の潜水士と乗組員が6日、敦賀港桜岸壁で新年の訓練初めを行った。飛び込みや岸壁をよじ登る訓練に取り組み、海の安全を守る決意を新たにした。

 潜水士5人を含む乗組員21人が参加。稲田健二保安部長は、「市民、県民の安全安心確保のために頑張ってほしい」と訓示した。

 ウエットスーツ姿の潜水士は船首の上から海に飛び込んだ。高さは約5メートルで、一人一人が「海を愛し家族を愛し、潜り続けたい」「警備の技術を高めたい」などと大声で今年の抱負を叫んだ。

 海面では長さ54メートルの船体沿いを泳いで往復。この後、ロープを使って船首部分に上ったり、高さ2・5メートルの岸壁を登ったりする訓練に当たった。今年で2回目の参加となった杉原一歩潜水士は「行方不明者を必ず見つける、との思いで現場に臨みたい」と意気込みを話していた。

 昨年の潜水士の出動回数は、島根県沖の漁船転覆事故など、延べ21件だった。

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