第100回全国高校野球選手権福井大会で優勝した敦賀気比の選手たち=7月25日、福井県福井市の福井県営球場

 第100回全国高校野球選手権福井大会決勝(7月25日、福井県営球場)で若狭を2―1で下して優勝し、3年ぶり8度目の夏の甲子園出場を決めた敦賀気比。過去7回の出場では、2度の4強入りを果たしており、節目の大会でも活躍が期待される。

 4強入りした2回のうち、記憶に新しいのは2014年(平成26年)。初戦の坂出商業(香川)戦は16―0で圧勝。2回戦の春日部共栄(埼玉)戦も10―1、3回戦の盛岡大付(岩手)戦は16―1と強力打線が本領発揮。準々決勝で八戸学院光星(青森)を7―2で破り19年ぶりの準決勝進出を果たした。当時2年生だったエース平沼翔太(現・日本ハム)も毎試合好投。準決勝で大阪桐蔭に敗れた後、悔し涙を流した姿が印象深い。敦賀気比は翌2015年春の第87回選抜高校野球大会で優勝し、北陸に初めて紫紺の大優勝旗をもたらした。

 もう1回は1995年(平成7年)。前年に夏の甲子園初出場を果たしたものの、初戦で敗れた悔しさをばねに躍進。敦賀気比旋風を巻き起こした。初戦の磐城(福島)で甲子園初勝利を挙げると、山梨学院大付(山梨)、柳川(福岡)、旭川実業(北北海道)を下し、4強に上り詰めた。準決勝で帝京(東東京)に0―2で敗れたものの、エース内藤剛志の鋭く曲がり落ちるカーブは、全国の高校野球ファンの記憶に深く刻まれた。

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