2017年に行われる福井県内選挙

 2017年の福井県内首長選は、1月22日投開票の池田町長選を皮切りに南越前町、越前町、若狭町、越前市の1市4町で行われる。池田町、越前町、若狭町の町長選はそれぞれ現職が立候補を表明し、現職が引退の意向を示した南越前町長選には新人が名乗りを上げている。市町議選は池田町の補選のほか、越前町、若狭町、あわら市で行われる。

 ■越前市 現職奈良氏4選意欲か

 現職の奈良俊幸氏(54)は現段階で4選出馬について態度を表明していない。昨年12月22日の会見では出馬の可能性について問われ「与えられた任期の間、全身全霊を傾けて市政運営にまい進する」と述べるにとどまった。一方、今年は庁舎建設や武生中央公園再整備など「半世紀に一度のまちづくり」が本格化する1年という認識も示しており、後援会幹部の多くは出馬の意欲は十分とみている。

 奈良市長は県議4期目途中に辞職し2005年の旧武生市長選で無投票当選。合併に伴う同年の越前市長選で新人2人を破り初代市長に就任。09年は無投票で再選、13年は新人を退け3選を果たした。

 対立候補に関しては今のところ表面化はしていないが、選挙を通じた論戦を望む声も聞かれ、今後模索する動きも出てきそうだ。

 ■池田町 杉本氏以外動き見えず

 現職の杉本博文氏(59)=水海=が6選を目指し、9月の定例町議会で出馬の意向を明らかにした。今のところほかに表立った立候補の動きは見られない。

 杉本氏は、JA池田職員、町議2期を経て、町長選は1997年の初当選から無投票当選を重ねてきた。

 ■南越前町 前副町長が無投票公算

 前副町長の岩倉光弘氏(62)=上野=が10月、川野順万町長の引退表明を受けて出馬の意向を明らかにした。ほかに立候補の動きはみられず、無投票の公算が大きくなっている。

 岩倉氏は1974年に旧南条町職員となり、2005年の合併後は商工観光課長や総務課長を歴任。13年から副町長を務めた。

 ■越前町 現職以外に擁立の動き

 現職の内藤俊三氏(69)=天王=が昨年9月の定例町議会で、再選に向けて出馬する意向を明らかにした。現在のところ、現職以外に立候補表明はないが、対立候補擁立の動きはあり、流動的だ。

 内藤氏は2009年に町議員に初当選。13年には町長選に立候補し、現職を破って当選を果たした。

 ■若狭町 森下氏出馬3選へ準備

 現職の森下裕氏(68)が昨年12月の町議会で3選出馬を表明し、準備を進めている。今のところほかに立候補の動きはみられず、無投票となる可能性が高い。

 森下氏は旧上中町職員、合併後若狭町の副町長などを経て、2009年、13年の町長選にともに無投票で当選した。

 ■市町議選は1市3町

 【あわら市】現職18人のうち1人が引退の意思を示している。ほかの現職は大半が出馬の意向。新人2人が出馬へ準備を進めており、1人が検討している。

 【池田町】現職の辞職に伴う補選で欠員は1。立候補予定者説明会には1陣営のみ出席した。

 【越前町】定数が6減の14人になってから2回目の選挙。現職13人(欠員1)のうち3人は出馬辞退の意向を示しているが、大半は立候補する予定。

 【若狭町】定数が2減の14となる。現時点で引退や出馬を表明した議員はいない。新人の動きもあり、今後活動が本格化するもよう。

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