福井県道の駅マップ

 近年の福井県内市町別観光客数で、鯖江市、越前町、おおい町が大きく順位を上げている実態が、同県の観光客入り込み数調査の10年前との比較で浮き彫りになった。3市町の集客増には、この間、新設された道の駅が大きく寄与しているとみられる。

 県内17市町別の観光客入り込み数(延べ人数)は多い順で、2015年は1坂井市493万5千人2福井市388万3千人3越前町216万6千人4大野市207万2千人5敦賀市206万4千人6勝山市202万人7あわら市200万6千人8鯖江市182万人9若狭町177万7千人10小浜市161万6千人11おおい町117万4千人12越前市111万9千人13美浜町87万4千人14高浜町85万3千人15永平寺町77万6千人16南越前町67万1千人17池田町13万人。

 2005年は1坂井市470万3千人2福井市279万人3敦賀市158万7千人4あわら市150万5千人5若狭町142万9千人6大野市141万1千人7小浜市122万4千人8勝山市111万8千人9越前市96万6千人10越前町95万6千人11美浜町82万3千人12南越前町82万人13高浜町77万6千人14永平寺町68万8千人15鯖江市66万7千人16おおい町60万6千人17池田町9万8千人。

 この間の順位推移をみると、3つ以上順位を上げたのは、鯖江市(7つ)、越前町(7つ)、おおい町(5つ)の3市町。それぞれの上昇要因をみると、鯖江市は西山公園がほぼ倍増の99万人になり、おおい町は福井県こども家族館の登場が大きく寄与していることなどもあるが、3市町には、ここ最近、道の駅が整備された共通点がある。

 道の駅は自治体と道路管理者が連携して設置、国土交通省に登録する、駐車場と休憩・地域振興施設が一体となった道路施設。現在、県内には、あわら市、勝山市、越前市、敦賀市、美浜町以外の12市町に計15ある。坂井市、越前町、若狭町は域内にそれぞれ2つの同駅を持っている。

 15の道の駅の2015年入り込み数上位は1越前(越前町)74万2千人=開所2014年11月2若狭おばま(小浜市)47万9千人=同2011年3月3西山公園(鯖江市)44万人=同2014年4月4熊川宿(若狭町)41万7千人=同1999年10月5うみんぴあ大飯(おおい町)32万1千人=同2013年5月。

 入り込み数順位急上昇3市町の道の駅はベスト5に顔を出す。小浜市のように、道の駅の好調ぶりに反し既存スポットの人気に陰りが見える状況もみられない。いずれも2013年以降の新設で、駅そのものの質の高さは言うまでもなく、さらに周辺の施設も充実している。

 市町内の他の観光ポイントに及ぼす波及効果も高いとされる道の駅。その中でも、新鮮で多彩な特産品販売や旅情あふれるたたずまいなどを誇る施設が、観光の切り札の一つになっている実態が、この調査でも鮮明になっている。

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