炭火で鳥を焼き上げる店員=福井市順化2丁目の秋吉福井片町店

 総務省の調査によると、福井市の焼き鳥の1世帯当たり年間支出額(2013〜15年)は平均3249円で、県庁所在地と政令指定都市の52市ランキングで2位。焼き鳥好きの県民性がうかがえる。

 焼き鳥と言えばチェーン店「秋吉」。1959年、福井市のわずか4坪の店から始まり、今や北陸地方をはじめ東京や大阪など16都府県に計112店舗を構える。同市にある秋吉グループ本部では連日、従業員約120人が生肉を串に一つ一つ刺していき、1日に約30万本を仕上げる。全国各店に提供される。

 たれは“門外不出”で作り方は数人しか知らない。清水日登美・常務取締役は「創業者が生みだした伝統の味。キレのある甘さが特徴」と自信たっぷり。ちなみに秋吉グループ全店の売れ筋ランキングは1位「純けい」、2位「しろ」、3位「串カツ」。

 一方、同市の鶏肉(生鮮肉)の1世帯当たり年間支出額は平均1万3349円で、35位。福井県の担当者は「夫婦の共働き率が高いためか、加工品への支出額が高い傾向」だという。

 ▽焼き鳥
1 青森市 3645円
2 福井市 3249円
3 さいたま市 2861円
  (全国平均 2027円)
……………………………………
 ▽鶏肉(生鮮肉)
1 福岡市 1万8749円
2 京都市 1万7505円
3 神戸市 1万7455円
35 福井市 1万3349円
  (全国平均1万4365円)
※2013〜15年の年間平均支出額
※県庁所在地と政令指定都市の52市比較

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