大みそか夜に一般参拝客向けに初めて開放する唐門=福井県永平寺町の大本山永平寺

 曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)は大みそかの31日夜、唐門を参拝者向けに開放する。普段は皇室から使者を迎える時や貫首就任時のみに開かれ、一般開放は1839年の門の建立以来初めて。

 唐門は勅使門ともいわれ、門扉には皇室の御紋章の菊花紋が飾られている。唐門へと続く階段の両脇には巨大な杉がそびえ、永平寺を象徴する光景の一つ。近年では2008年、福山諦法貫首の就任時に開かれた。

 一般向けの開放は午後11時〜1日午前3時の4時間のみ。町観光物産協会などが例年2月に実施している永平寺ライトアップは唐門開放に合わせて前倒しし、31日午後8時半〜1日午前3時に行う。

 一般開放について永平寺では「(参拝者が)寺内部を通らず山門に直接参拝することになる。修行僧の案内や接客の負担が減り、修行に専念できる利点がある」としている。

 また同協会では「観光面で大きい。本山からは毎年継続すると聞いており、来年以降も期待できるのではないか」と話している。

関連記事
あわせて読みたい