生産が最盛期を迎え、工場内にずらりと並ぶ絹ごし豆腐=7月23日、福井県越前町四ツ杉のウスヤ食品

 記録的な猛暑が続く中、福井県越前町織田地区で特産の豆腐の生産がピークを迎えている。国産大豆や地元の水にこだわった、つややかな絹ごし豆腐が次々とスーパーなどへ送り出されている。

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 江戸末期に創業した同町四ツ杉のウスヤ食品では、例年7月20日ごろから生産量が年間で最も多くなるが、今年は梅雨明けが早く厳しい暑さも重なって7月初旬から大忙しという。

 1年で最も暑い時期とされる二十四節気の「大暑」の7月23日は、従業員約10人が早朝から作業を開始。大豆に地下水を加えながら細かく砕いて加熱し、搾ってできた豆乳と凝固剤を型箱に流し込んだ。水槽に取り出し、豆腐を崩さないよう優しく素早くカットしたりパック詰めしたりしていった。絹ごし豆腐はこの日のうちに約5千丁が作られた。

 5代目の臼屋祐樹夫社長(62)は「豆腐は栄養価の高い健康食品で、食欲のうせるこの時期でも食べやすい。食べ方はやっぱり冷ややっこがお薦めです」と話していた。

 
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