約300人が高らかに「第九」の歌声を響かせた合唱のつどい=23日、福井市文化会館

 福井市で「第九」合唱の復活を目指し結成された「ふくいフェニックス合唱団」による「第九を歌おう 合唱のつどい」(福井新聞社後援)が23日、同市文化会館で開かれた。中学生から80代まで世代を超えた団員約300人が、ベートーベンの交響曲第9番第4楽章「歓喜の歌」を高らかに歌い上げ、約900人の聴衆を魅了した。

 福井市では1975年から99年まで、県合唱連盟などが合唱団を編成して年末に第九を披露していた。今年、団員を公募してフェニックス合唱団を結成。7月から計10回の練習を重ねてきた。

 第1部では、仁愛女子高コーラス部や春山混声合唱団など県内5団体が歌声を披露。第2部でフェニックス合唱団が4人のソリストと共に、「歓喜の歌」をドイツ語で熱唱した。聴衆は、ステージを埋め尽くした団員の迫力ある重厚な歌声に聴き入った。終了後は「ブラボー」の歓声が上がり、大きな拍手が送られた。

 団員の古市千津子さん=同市=は「本番では全員の息がそろい、気持ちよく歌えた。感激で胸がいっぱい」と興奮気味に話していた。

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