5点セットに加え、携帯トイレを持ち歩くのが「あんどう流」

 災害発生時に命を守るため、あんどうりすさんは「5点セット」を常に持ち歩こうと呼び掛けている。避難生活で必要となる携帯トイレを加えれば、より安心だ。

 スマートフォン 緊急地震速報や津波警報の受信などに必須。速報が出たら、まずは安全な場所へ避難を。

 ホイッスル 倒れたタンスの下敷きになったり、崩れた建物内に閉じ込められたりしたとき、助けを呼ぶために必要。

 LEDライト 暗闇の中で安全を確保し、正確に動くために欠かせない。電池が長持ちし、軽くて両手が空けられる発光ダイオード(LED)ヘッドライトが特にお薦め。

 マルチツール 指に刺さったとげを抜くピンセットなど〝出番〟の多い道具がそろう。特に、はさみは何かと使う機会が多い。

 知恵のある自分自身 アウトドアに関するマニュアルや防災のアイデアを聞いたら、仕組みを知ろうとすることが大切。「どんなことでも、仕組みを理解することで応用できる」

 携帯トイレ 東日本大震災では、3分の2の自治体がトイレ復旧に4日以上かかった。自宅や職場、そして持ち歩くかばんに備えておくとよい。

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 アウトドアの知識を生かした防災術を全国で広めている、あんどうりすさん(東京)。2003年に始めた講演は今では年間100回以上を数える人気ぶりで、福井県内でも講師を務めた。講演の中から、古武術を応用した救出術を実演してもらった。

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