裸眼視力1・0未満の小中高生の割合

 裸眼の視力が1・0に満たない小中高生の割合が増え、過去最悪となったことが22日、文部科学省の2016年度学校保健統計調査(速報値)で分かった。文科省は「スマートフォンやテレビゲームが普及し、物を近くで見る習慣が身に付いたことが影響した」と分析した。

 視力が低い子どもは近年増え続けている。今回、裸眼視力が1・0未満の割合は、小学校31・5%、中学校54・6%、高校66・0%だった。福井県の割合は小学校32・0%、中学校58・1%、高校73・0%でいずれも全国平均を上回ったが、中学校は2年連続で減少した。

 0・3未満の福井県の高校生の割合は49・9%で、全国平均(37・5%)を大幅に上回った。小学校は9・8%(全国平均8・6%)、中学校は31・6%(同26・7%)。男女別にみると、高校女子が54・6%で最も高く、同男子45・4%、中学女子35・6%と続いた。

 虫歯のある全国の子どもの割合(処置完了者を含む)は中学校37・5%、高校49・2%でともに前年度より約3ポイント改善し、過去最低となった。幼稚園(35・6%)と小学校(48・9%)は過去最低ではなかったが、最も虫歯が少なかった戦後間もなくの水準に近づいた。文科省は生活習慣改善が背景にあるとみている。

 福井県は幼稚園42・7%、小学校57・4%、中学校49・6%、高校62・0%で、いずれも全国平均を上回った。

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