日本百名山の一つ、荒島岳(1523メートル)の頂と太陽の光彩が織りなす美しい現象「ダイヤモンド荒島」が24日、大野市内から見られ、地元の男性が写真に収めた。

 富士山頂で見られる有名な「ダイヤモンド富士」をもじった命名。だが、この時期の奥越地方は天候に恵まれず、めったにお目にかかれない。

 この日、見られたのは大野盆地の北西に位置する矢(や)区の山肌で整備が進む「矢桜公園」から。初日の出が拝める名所にならないかと発案した矢環境緑化実行委事務局長で、荒島愛山会代表幹事でもある高松誠さんが見事、撮影に成功した。

 午前7時前、徐々に空が明るく変色、予想よりも北側でオレンジ色が濃くなってきたため、急いで公園内を150メートル近く移動。7時40分ごろ、黒い山頂にダイヤモンドのように輝く太陽をカメラに収めた。

 公園から日の出を見たのは、荒島岳北側の小荒島付近に太陽が昇ったのを目にした今月13日以来。その後はずっと天気が悪く、一度も日の出は見られなかったという。

 高松さんは「おめでたいポイントとして、公園に足を運んでもらえれば幸い。ただし天気次第です」。