「まだ先発で戦える」と完全復活を誓う巨人の内海=福井県敦賀市民文化センター

 巨人の内海哲也投手(敦賀気比高出身)が、母校がある敦賀市で来季の完全復活を誓った。プロ通算126勝のベテラン左腕は取材に対し「できる限り長くチームに必要とされたい。まだ先発で戦える」と決意を新たにした。

 16日に福井県敦賀市民文化センターであった母校の開校30周年記念トークショー。2年先輩で広島の東出輝裕1軍打撃コーチ(36)が「内海君には40、50歳まで、腕がちぎれるぐらいまで現役を続けてもらって敦賀気比高OBのプロ選手を引っ張ってほしい」とエールを送った。内海は「そのつもりでいる。後輩に負けないように最後の最後まで第一線で活躍できるように頑張りたい」と応じた。

 34歳。緩急と粘り強い投球で2度の最多勝に輝いた左腕は2014年7勝、15年は2勝どまり。16年は出遅れたが、9勝を挙げた。4年契約を終え、「囲われているものがなくなり、来季は単年契約。翌年はどうなるか分からない」と危機感もにじませた。

 そんな中で敦賀を訪れた。仲間と寮生活をしながら野球に打ち込んだ高校時代を「濃い3年間」と表現。トークショーでは2000年の選抜大会出場辞退を振り返り「プロに入っても10年ぐらいは引きずっていた」「甲子園に出たかった。心残り」と本音を語った。

 「敦賀は僕の原点。初心に帰った」と内海。「昔のように打たれても1軍にいる状況じゃない。高校時代のように一回勝負のつもりで」とプロ14年目の来季を見据える。長く現役を続けるためには「継続することが一番」。シーズン終了後はほとんど休みをつくらずトレーニングしているといい「何かを変えていきたい」と力を込めた。

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