一戦必勝を誓い、練習に励む北陸メンバー=福井市の北陸高

全国総体、国体の雪辱に燃える足羽メンバー=福井市の足羽高

 バスケットボールの全国高校選抜優勝大会(ウインターカップ)は23日、東京体育館で開幕する。福井県代表で38年連続39度目出場の男子北陸は、試合数をこなして粘り強さが出てきた。同県代表で5年連続22度目となる女子足羽は走力に高さが加わり、攻撃の幅が広がった。男子北陸は25日に美濃加茂(岐阜)と福岡大大濠の勝者と、女子足羽は23日にいなべ総合(三重)との初戦に臨む。

 ■北陸

 北信越国体で敗退。思い通りの成績が残せなかった悔しさから、「意識的に」(久井茂稔監督)試合数を増やした。公式戦や練習試合など30試合以上をこなし、チームは仕上がりつつある。

 中心はマリ共和国出身、身長207センチのシェーク・ケイタ。3年生になりキャリアを積み重ねた。絶対的な高さを生かして外から中へ、中から外への攻撃の起点となる。セネガル出身、2メートルのジャビ・アビブもおり、インサイドは強力だ。

 さらに男子U−18(18歳以下)日本代表候補入りした二上耀に期待。ポイントガードの菊地敦友、3点シュートが安定している市橋歩、ドライブに優れる重野凱紀の布陣で挑む。控えにも力のある選手がそろっている。

 ゲームキャプテンの市橋は「僅差の試合で負けていたのが勝ち切れるようになってきた」とチームの成長を実感している。5年ぶりに全日本総合選手権の出場権も得て、自信を持った。初戦の2回戦の相手は強豪福岡大大濠が予想される。万全の状態で一戦必勝を狙う。

 ■足羽

 高さを武器に、チームがかみ合ってきた。全国総体以降、身長の高い2人をスタメン起用。けがから復帰した選手も動きがよく、チームのムードは上向き。守備とリバウンドを磨き上げ、持ち味の「走るバスケ」で上位を駆け抜けたい。

 高さ強化の鍵を握るのはセンター地村真奈美。178センチの体を張ってインサイドを死守する。3年生になり成長著しく、林慎一郎監督は期待を寄せる。もう1人は174センチの林未紗。伸び盛りの1年生でシュートセンスが光る。

 攻撃の軸はU—18(18歳以下)日本代表にも選ばれた絶対的エースの宮下希保と、巧みなゲームコントロールでチームを率いる主将宮崎安奈の3年生コンビ。外からは五十子玲奈が3点シュートを狙う。けがから戻った浅野瑛菜、灰塚千沙都、丸山香織も控え層は厚い。

 初戦で、いなべ総合を破って波に乗りたい。3回戦で対戦が予想される大阪薫英女学院は全国総体、国体で敗れた相手。宮下は「1回戦から油断できないが、チームの雰囲気はいい。大阪には三度目の正直で勝ちたい」と雪辱に燃える。

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