11年から再編 1票格差 最大1・643倍

 県会は十九日の本会議で、議員から提出された県議の定数や選挙区に関する条例改正案を賛成多数で可決した。次々回の二○一一年県議選から、定数を三人減の三十七人とし、十五選挙区を十二に再編する。

 条例によると、武生市(定数三)と今立郡(一)南条郡(一)は、越前市・今立郡・南条郡選挙区として定数は五とする。小浜市・遠敷郡(三)と三方郡(一)も合区し、小浜市・三方郡・三方上中郡選挙区として、定数は一人減の三人としている。

 定数が一人減となるのは、小浜市・三方郡・三方上中郡のほか、勝山市(一)、丹生郡(一)の三選挙区。福井市選挙区は旧丹生郡選挙区の清水町、越廼村が加わったが、これまで通りの十二人とした。一人区はあわら市、勝山市、吉田郡、丹生郡、大飯郡の五選挙区。

 一票の格差は、議員一人当たりの人口が一番少ない大野市選挙区を一とした場合、最大であわら市選挙区の一・六四三倍となる。

 来春の統一地方選まで合併特例法により現行の選挙区を維持できるため、一一年以降について、今年三月から県会各派でつくる議員定数等調査検討会(松崎晃治委員長)で議論。議員一人当たりの人口や人口推移などを勘案し、一票当たりの格差をなくす方向で調整していた。

 当初は二月県会での可決を目指していたが、今県会中に各会派代表者会議で合意が得られたため、前倒しした。