特急サンダーバードの貸し切り車両で関西圏から訪れたツアー客=17日、福井県小浜市のJR小浜駅

 北陸新幹線敦賀開業を見据え、小浜の観光資源を関西圏に発信しようと17日、JR小浜線に特急サンダーバードを乗り入れる日帰りツアーが行われた。約170人が若狭の海の幸を味わったり、寺院を巡ったりした。

 同線への特急車両乗り入れは電化開業10周年イベント以来、約4年ぶり。JR西日本、若狭湾観光連盟、小浜線利用促進協議会などが連携し、大手旅行代理店が企画した。

 3両編成の貸し切り列車は同日午前6時54分に神戸を出発。新大阪や京都、敦賀などを経由して同10時24分に小浜駅(福井県小浜市)に到着した。ホームでは小浜市の「さばトラななちゃん」など嶺南各市町のキャラクター5体と市職員、駅員らが出迎えた。一行は市水産食品センターや民宿、萬徳寺、福井県立若狭歴史博物館などをバスで回り、買い物やフグのランチを楽しんだ。

 女性3人で参加した乗立かおるさん(75)=兵庫県明石市=は「乗り換えなしだと意外と近く感じた。北陸新幹線が早くできて、もっと身近になってほしい」と話していた。参加者の北陸新幹線に対する関心は高く、案内した市職員は「全線開通はいつ」「小浜にも停車するのか」といった質問攻めを受けていた。

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