「美浜原子力緊急事態支援センター」に配備された、がれき撤去などをするロボット=17日午前、福井県美浜町

 電気事業連合会や日本原子力発電は17日、原子力発電所で事故が起きた場合に、全国各地にロボットや人材を派遣する拠点となる「美浜原子力緊急事態支援センター」(福井県美浜町)の本格的な運用を始めた。関西電力や日本原燃など原発関係の施設を持つ11社の緊急事態に対応する。

 センターには、カメラ機能を使って現場の情報を集めたり、がれきを撤去したりするロボット8台やフォークリフトを配備。操作などの訓練をする。日本原電を中心に少なくとも6人が常駐し、事故に備える。

 センターでは同日開所式があり、日本原電の村松衛社長は「東京電力福島第1原発事故を教訓に万が一の災害時に資機材を運搬し、ロボットを中心とする支援活動をしていく」とあいさつした。

 福島での事故後、電事連が日本原電に要望し、福井県敦賀市内に一時的にセンターを設置。本格的な運用を目指していた。

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