トークショー終了後に校歌を歌う敦賀気比高のプロ野球選手=16日、福井県敦賀市民文化センター

 福井県敦賀市の敦賀気比高は16日、開校30周年を記念し、同校出身のプロ野球選手らを招いたトークショーを市民文化センターで開いた。センバツ優勝投手で日本ハムの平沼翔太選手や広島の東出輝裕コーチら7人が、諦めず挑戦することの大切さなどを語り、後輩にエールを送った。

 同校は1986年創立。節目を祝い、生徒たちに活躍する選手から刺激を受けてもらおうと初めて開いた。訪れたのは、平沼選手、東出コーチをはじめ、内海哲也選手(巨人)山田修義選手(オリックス)西川龍馬選手(広島)岸本淳希選手(中日)玉村祐典選手(西武)の7人。同校と付属中の生徒、保護者合わせて約950人が集まった。

 東出コーチは、今季25年ぶりにセ・リーグ優勝を果たし、日本シリーズにも進出したことに「指導者1年目でいい思いをさせてもらった。1年間ずっと“神っていた”」と笑顔で答えた。選手同士での質問では、東出コーチが同じ鯖江ボーイズ出身の玉村選手に中学時代に心掛けたことを質問。玉村選手は「投手として、とにかくバッターに弱みを見せないこと」と話した。

 生徒会からの「仕事として野球をすることはどういうことか」との質問には、育成選手から今年、支配下登録選手となった岸本選手が「難しいけれど、後悔のないように目の前のことをきちんとやること」と社会人としての心構えを話した。

 歌に定評がある平沼選手によるアカペラや西川選手のバッティングも披露され、会場は大盛り上がり。最後に後輩へのメッセージを一人ずつ求められ、山田選手は「自分のように、もう一度戻りたいと思うような高校生活を過ごして」、内海選手は「諦めなければ夢はかなう」などと励ましの言葉を送った。

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