JR西日本金沢支社は7月21日、福井県内のJR北陸線鯖江-武生間の上り線の一部区間で20日午後に暑さでレール温度が規制値を超え速度規制をした際、特急など5本が誤って通常速度で走行したと発表した。規制された速度を最大で約48キロ超えていたが、乗客計約千人にけがはなかった。

 同支社によると、北陸地方でレール温度が規制値を上回るのは極めて珍しい。規制値を超えるとレールがゆがむ恐れがあるという。

 同支社によると当時、鯖江駅のレール温度計が規制値に達し、鯖江―武生間の約1500メートルで時速45キロ以下の徐行運転に規制した。金沢総合指令所の指令員が誤った徐行区間を運転士に指示したため、通常の速度で通過した。同指令所内で徐行区間を伝達する際、間違えた区間を紙に書いて渡していたという。

 約1時間後に誤りに気付いたが、特急サンダーバード、しらさぎや普通の計5本が時速82~93キロで通過した。同支社は「指令員への指導を徹底し、必要な対策を講じ再発防止に努めてまいります」とコメントしている。

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