福井県南越前町は本年度、ふるさと納税額がすでに昨年度総額の20倍以上に達した。今秋から返礼品を充実させ、クレジット決済を可能としたことが主な理由。補正予算を組み、さらに推進を図る方針。

 同町では9月まで、返礼品に町の広報紙1年分のほか、1万円以上の寄付者に町の合併10周年記念切手シート1枚を送付してきた。ほかの市町に比べ見劣りするため、10月から町内18業者の48商品を返礼品として用意。金額に応じ、地酒やカニ、つるし柿、町内の温泉の宿泊券などを選べるようにした。

 また、民間のふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を活用し、クレジット決済も可能にした。同町によると、昨年度の受け入れは38件227万7千円。ことしは4〜9月が9件20万円だったのに対し、10月〜12月7日には1802件4738万7千円に急増。10月以降は9割以上が町外からの寄付で、1551件がクレジット決済だった。

 町の担当者は「想像以上に好評で驚いている。ふるさと納税で町産品を知った人が、今度は購入するなど地域経済の活性化にも期待したい」と話している。

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