竜巻注意情報の発表

 気象庁は15日から、竜巻や突風が起きやすい場合に発表する「竜巻注意情報」について、これまでより発生地域を絞り込んだ予報を始める。発表区分は「福井県」といった県単位の広さだったが、「嶺北」「嶺南」などと細分化。地域を絞り込み、危険性を認識しやすくする。全国では60地点から141地点となる。

 気象庁の観測レーダー20基に加え、国土交通省の高性能レーダー39基も活用することで予測精度も高める。気象庁によると、発表中に突風が起こった割合を示す「的中率」は約3%にとどまっていたが、約14%に向上すると見込んでいる。

 福井地方気象台によると、北陸では初冬(11〜12月)に竜巻が発生しやすいのが特徴。寒冷前線の通過後、上空に強い寒気が入り込み大気が不安定になりやすいためで、山本泰弘防災気象官は「海上から陸地に上陸することが多い。注意情報を役立ててほしい」と話している。

 福井県での最近の竜巻は、2015年1月11日に坂井、あわら両市で二つ発生し、住宅など90棟以上に被害が出た。いずれも注意情報は出ていなかった。

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