2015年12月に乗用車が衝突して破損する事故があった足羽山公園口駅=12日、福井市毛矢2丁目

 福井市にある福井鉄道の路面電車停留場に乗用車で衝突する事故を起こし破損させたとして、同鉄道が福井県越前市内の男性に対し約120万円の損害賠償を求める訴訟を福井簡裁に起こしていたことが12日、分かった。第1回弁論は8日、行われたが被告側は出廷せず、即日弁論終結となり、原告側の求め通りの賠償を命じる判決が下った。

 同鉄道は、この男性が事故処理について協議する姿勢すら見せなかったことから、提訴せざるを得なかったとしている。

 訴状などによると、事故は昨年12月29日午前1時半ごろ発生。男性の運転する乗用車が、福井市毛矢2丁目の県道にある路面電車停留場「公園口駅」(現・足羽山公園口駅)に衝突し、破損したとしている。事故当日の午前6時40分ごろに同鉄道運転士が発見して県警福井南署に連絡したところ、男性の事故が分かったという。

 その後、同鉄道側から男性に電話をかけたり、書面を郵送したり、訪問したりしたが連絡がとれなかったという。

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