「日本ローカルヒーロー祭」に参加したはっぴーすマン=10月、千葉市

 市民の笑顔を増やそうと奮闘している福井県坂井市のご当地ヒーロー「はっぴーすマン」。昨年までの活動の成果か認知度は少しずつ上昇、今年は中学校での講演会や豆まきなど活動の幅を広げた。県外イベントにも参加し、福井県のPRも行った。

 市内の会社員男性(32)が、仕事の合間を縫い活動している。名前は「ハッピー ピース スマイルマン」の略。体は幸福を連想させる黄色で統一、頭上でのピースサインが決めポーズだ。「腰も、知名度も、人気も低いヒーロー」として昨年まで、介護施設でのお祭りの司会やイベント会場でのごみ拾いなどに地道に取り組んできた。

 その結果「徐々に存在を認識されるようになった」。今年は春江小のクラブ活動で子どもたちとバスケットボールや鬼ごっこを楽しんだり、丸岡中での講演会や成田山福井別院での豆まきに参加したりと、例年とは異なる活動にも挑戦できた。

 10月には昨年に続き、日本全国のご当地ヒーローが集まる「日本ローカルヒーロー祭」(千葉市)に県内から唯一参加した。来場者に坂井市などのパンフレットを配り、福井県を存分にPRした。昨年声を掛けた人の中には実際に福井県を訪れた人もいたという。

 1年の活動を振り返り「活動した分だけ、出会った人の笑顔が増えたと思う」と満足げ。「来年は小中高校生と、継続的に何かを作り上げるような活動をしてみたい」と意気込んでいた。

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