拉致解決に向け、署名を呼び掛ける特定失踪者家族ら=11日、福井市のハピリン前

 北朝鮮人権侵害問題啓発週間(10〜16日)に合わせ、福井県内の10団体は11日、福井市のハピリン前で、拉致・特定失踪者問題の早期全面解決を目指す署名活動を行った。

 参加したのは神道政治連盟福井県本部や福井中央ライオネスクラブ、県氏子青年協議会などの約30人。拉致の疑いが排除できない特定失踪者、越前市の河合美智愛(みちえ)さん=1984年失踪当時(20)=の母喜代子さん(75)も参加し、買い物客らに署名を呼び掛けた。

 各団体代表の街頭演説もあり「何十年も離れ離れになっている親子がいる。国家主権を脅かす問題を許してはいけない」「一人一人の署名が解決につながっていく」と市民に訴えた。

 喜代子さんは「高齢化した私たち家族の力だけではどうしようもない。多くの支援に本当に感謝している」と話していた。 

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