敦賀市の河瀬一治市長(55)は十一日再開した定例市会本会議で、来年四月の任期満了に伴う市長選について「(四期目も)市民の審判を仰ぎたいという決意を新たにしている」と述べ、四選を目指して立候補する意向を表明した。

 増田一司議員(市政会)の一般質問に答えた。河瀬市長は、一九九五年以来十二年間の市政運営について「市民や議会の支援と協力を得ながら、いろいろな事業を遂行できた」と振り返り、「第五次総合計画の中でやるべきことが残っている。市民の理解を得られるならば引き続き努力したい」と意欲を示した。

 会見で河瀬市長は、最優先課題としてJR直流化開業後のまちづくりと連動した受け皿整備や産業団地への企業誘致などを挙げた。原子力行政には「四十年来の付き合いの中で地場産業的な要素も強い。これまでに培った国などとのパイプを生かし、敦賀の発展のために頑張りたい」と述べた。

 河瀬市長は日本大商学部卒。八三年から敦賀市議二期、県議を一期務めた後、九五年の市長選で初当選した。現在三期目。全国原子力発電所所在市町村協議会会長などを務める。今のところ、同市長以外に表立った出馬の動きはない。