サイト「ECHIWA」のSNSに掲載した福井県勝山市の平泉寺の写真

 海外に向けて福井の魅力を発信するサイト「ECHIWA」(エチワ=http://echiwa.jp)を立ち上げてから1週間が過ぎた。中心市街地の皆さんと空きビルの再生に取り組んだり、福井県内各地で食のイベントを開いたりと、まちづくりを実践してきた福井新聞連載「まちづくりのはじめ方」企画班の新たなステージ。これまでの活動から見えてきた福井が本来持っている暮らしの豊かさを広く発信し、海外から評価が得られれば、きっと世界に誇れるまちになる—。そんな思いを込めたサイトだ。

 サイトの閲覧数は1週間で約5千とまだまだだが、米国やニュージーランド、英国、スウェーデン、デンマークなどからもアクセスがあった。サイトと連動させているSNSにも外国から反応があり、勝山市の平泉寺や福井市一乗地区の女性たちがつくる郷土料理「朝倉膳」の写真に対し「いいね」が付くと、何ともうれしい。

 国内からも反応があった。京都市北部の農村で、訪日外国人観光客の誘致を生かした地域活性化に取り組んでいる一般社団法人「里山デザイン」の中山慶さんとSNSでつながり、サイトをPRするカードを関連施設に置いてもらうことになった。中山さんは「福井とつながっていけたらうれしいです」とコメントを寄せてくれた。

 東京や京都の観光だけでなく、地方を巡って日本の暮らしを深く知りたいという訪日客のニーズは着実に高まっている。近県の人たちと連携し、地方を盛り上げる動きにつなげていけたらと夢が膨らむ。サイトの内容を充実させていきたい。

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