北陸新幹線の高架橋が整備される福井市中心部の住宅密集地。写真上部のカーブを描いた建設現場が福井高柳高架橋=11月16日、福井市中心部上空から本社ヘリで撮影

 2022年度末の北陸新幹線敦賀開業に向けて福井県内の沿線7市町で工事が進む中、難工事区間の一つとされているのが福井市中心部の住宅密集地。高架橋は今後、市中央卸売市場周辺の福井高柳高架橋から南側の市街地に緩やかなカーブを描く形で整備され、えちぜん鉄道が仮線運行している新幹線福井駅部(約800メートル)とドッキングする。

 福井駅付近の新幹線高架橋はJR北陸線とえち鉄の両高架橋に挟まれた場所に位置し、えち鉄と立体交差するポイントもある。市街地や線路わきでの工事は作業時間の制約があるほか、作業スペースが限られた厳しい条件下での工事になる可能性がある。

 県新幹線建設推進課によると、用地取得率(5日現在)の県内トップは福井市の86%。えち鉄が仮線運行している新幹線建設予定地など今後取得確実な用地を加えると97%に達している。市街地では、住宅などが移転した後、更地になった所から速やかに工事に入っていく予定だ。

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