美人職人グランプリで、初代グランプリに輝いたトリマーの坂下夢さん=福井市

 全国の女性職人の魅力を競う「第1回美人職人グランプリ」で、福井市のドッグカフェ「salon panse」のトリマー、坂下夢さん(20)=同市=が最高賞のグランプリに輝いた。男性対象の「第2回イケメン職人グランプリ」では、同市のリフォーム会社「パンセ」に勤める松森祟史さん(38)=同市=が昨年に続き準グランプリを獲得。ともに受賞を喜びつつ、「今回の受賞が、職人を目指す人が増えるきっかけになれば」と話している。

 伝統技術の職人を目指す若者が減少する中、職人の魅力に触れてもらおうと、建築工事店のコンサルティング会社(東京)が企画。昨年、イケメン職人グランプリを初めて開き、今年は女性部門も設け、建築業や伝統工芸など技術職に携わる職人が参加した。

 美人職人グランプリは全国6ブロックでの予選と決定戦があり、北海道・東北、関東を除く4ブロックに20〜30代の17人がエントリーした。坂下さんが挑んだ中部ブロックには9人が参戦。写真とアピール文をグランプリ専用ホームページに掲載し、一般人による投票の結果、予選を勝ち進んだ。

 各ブロックで獲得票1位になった計4人が進出した決定戦投票は9月下旬に実施。坂下さんは152票を獲得しグランプリとなった。

 坂下さんは現在、大好きな犬に関わる仕事に就きたいとトリマーを目指して、専門学校で勉強中。今年から同店で働き出したばかりで「受賞にはびっくりしたが、大勢の人が投票してくれたと思うと素直にうれしい」とはにかんだ。「今はまだ未熟だけど、技術的にもお客さまから信頼してもらえるよう頑張りたい」と意欲を燃やしている。

 イケメン職人グランプリもブロック予選、決定戦があり、全国から10〜70代の140人がエントリーした。2年連続準グランプリとなった松森さんは、キャリア22年のベテラン職人。住宅のリフォームで外壁の塗装などを手掛けてきた。「職人は気難しいイメージがあるかもしれないが、自然な笑顔を心掛けている。受賞によって、建設業のかっこよさに興味を持つ若者が増えてくれれば」と話していた。

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