福井大は四日、児嶋眞平学長(69)の任期満了に伴う学長選考会議を同大で開き、次期学長予定者に同大理事(研究・医療担当)で副学長の福田優(まさる)氏(64)を選出した。二○○三年に福井医科大と統合後、初めての医学部出身の学長となる。児嶋学長は三月末で退任、福田氏が四月一日から就任する。任期は三年。

 次期学長選には、課長補佐クラス以上の教職員十人以上から推薦を受けた福田氏、大学院工学研究科教授の荒木哲郎氏(58)、教育地域科学部長の黒木哲徳氏(62)、大学院工学研究科教授の中川英之氏(64)の四人が候補者として選ばれた。

 教職員らによる投票の結果、得票数順に福田、中川、黒木の三氏に絞られ、同大経営協議会の学外委員四人と教育研究評議会の四委員、財務・施設担当理事一人による学長選考会議で、得票結果や実績などを総合的に判断し決定した。

 福田氏は新潟県出身。京都府立医科大医学部を卒業後、一九七三年に同大大学院医学研究科博士課程を修了。同大助手、講師を経て八○年に福井医科大医学部教授。同医学科長、付属病院病理部長を歴任し、○三年から福井大副学長。法人化された○四年からは理事を務めている。専門は腫瘍(しゅよう)病理学、老化と腫瘍の分子病理学、定量組織化学。

 児嶋学長は、統合前の旧福井大で一九九七年五月一日から二期学長を務め、○三年に発足した新福井大の初代学長に就いた。現在の三期目を終えると、九年十一カ月の在任となる。

 同大では法人化に伴い学内に学長選考会議を設置。○五年三月に定めた学長の任期に関する規則の中で、現学長は○七年三月三十一日までの任期とし、再任されないことが決まっていた。