福井県警に覚せい剤取締法違反で逮捕されたことを報道発表前に、県警警察官が知人に話したため精神的苦痛を受けたとして、逮捕された男女が2日までに、福井県に300万円の損害賠償を求め福井地裁に提訴した。

 訴えたのは40代男性受刑者と、女性は30代飲食店員。訴状によると2人は今年1月上旬に逮捕されたが、県警が報道機関に対し発表した同月28日までに、警察官が知人に逮捕の情報を漏えいしたとしている。

 発表の1時間ほど前である同日午後0時54分までに、原告女性の知人2人が「(原告女性が)覚せい剤でつかまったらしい」「(情報は)知り合いの警察の関係の人」などと、逮捕されたことを無料通信アプリLINE(ライン)でやりとりしていたと主張。漏らした警察官は特定できていないとしている。

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