完全失業率・失業者数と有効求人倍率(月間)

 福井労働局が29日発表した10月の福井県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0・03ポイント上昇して1・90倍となった。前年同月比では0・29ポイント上回り、1・9倍台はバブル期後の1992年12月(1・92倍)以来23年10カ月ぶり。第3次産業を中心に求人が増加した一方、求職者は減少傾向で推移しており、倍率が上昇した。

 背景として同局は、県内景気が緩やかな回復基調にあることや、県内企業の雇用管理改善が進み、離職者が減少していることも要因に挙げた。

 同局は県内雇用失業情勢の基調判断を2カ月連続で「着実に改善している」とした。都道府県別では東京の2・07倍に次ぎ、9カ月連続で全国2番目だった。

 10月の有効求人数は前年同月比11・2%増の2万198人。このうち新規求人数は同3・8%増の7279人となった。

 新規求人数の主な産業別では、医療・福祉が前年同月比18・0%増の1289人、サービス業(派遣、ビル管理など)が同39・1%増の818人、運輸業・郵便業が同21・1%増の402人、製造業が同6・1%増の1023人などと伸びた。建設業、宿泊業・飲食サービス業、生活関連サービス業・娯楽業などは前年同月を下回った。

 10月の有効求職者は1万378人で、このうち新規求職者は2627人。それぞれ前年同月比で6・0%減、10・6%減となった。

 県内のハローワーク別の有効求人倍率(原数値)は、三国3・39倍、大野2・21倍、福井1・88倍、敦賀1・69倍、小浜1・69倍、武生1・59倍だった。

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