巨大な“視力検査表”が描かれた上水道タンク=29日、福井県鯖江市上水道管理センター

 上水道タンクにでかでかと描かれた“視力検査表”。「めがねのまち」を連想させる福井県鯖江市の新たなシンボルが29日完成した。鯖江市と福井市にまたがる橋立山に設置される「眼鏡看板」と同様、タンクのそばを走るJR北陸本線の乗客に眼鏡のまちをアピールする。

 鯖江市上鯖江の市上水道管理センターにある上水道タンクは高さ約14メートル、直径約35メートル。市のイメージアップ戦略として2007年、市を広報するデザインを施した。これまでは「西山公園」の文字が描かれていたが、近年は色落ちが目立ったため、新たなデザインで塗り替えを決めた。総事業費約110万円。

 “視力検査表”は縦7・5メートル、横11・6メートル。異なる大きさや形の記号「ランドルト環」や文字が縦横12個並ぶ。最も大きいランドルト環は1・7メートルで迫力抜群。「さ」「ば」「え」の文字で、さりげなく市名をPRしている。実際に視力は測れないという。

 JR北陸本線の上りなら右側に見える。市担当者は「車窓からは数秒間しか見られないのでインパクトを重視した。乗客に『めがねのまち』を印象づけたい」と話していた。

 タンクはもう1基あり、来年度以降に塗り替える予定。

関連記事