福井、滋賀両県商工会議所連合会の交流会議が二十七日、敦賀市のサンピア敦賀で開かれた。JR敦賀駅への新快速電車乗り入れに関して「地域活性化につなげるにはダイヤが不十分」として、JR西日本に対して利便性のあるダイヤ編成を連携して求めていくことなどで一致した。

 同会議は隣接する両県の諸問題を認識し合い、連携を深めようと二○○二年から開いており今回で四回目。会合には本県から福井、敦賀、武生、滋賀県からは大津、草津、彦根の各商工会議所会頭らが出席した。県商工会議所連合会の江守幹男会頭は「経済、観光面での広域的な協力が両県の発展につながる」とあいさつ。会議は非公開で行われた。

 同連合会事務局によると、直流化開業後の現状について本県側は「(新たに直流化された滋賀県区間が)各駅停車で時間がかかりすぎる」、滋賀県側は「近江塩津での接続が悪い」といった意見が続出。「福井・琵琶湖環状線」の認識のもと、両県の魅力を広域観光として打ち出していく方針が示された。

 また、本県では、継体天皇の即位千五百年記念事業が来年、関係市町や民間団体などにより開催されるなど盛り上がりを見せているが、生誕地の滋賀県では認知されていない現状が報告された。今後、同天皇が生まれたとされる高島市を中心に、県などを通して情報交換を行いPR活動に力を入れることを確認した。