厚生労働省は25日、インフルエンザの今シーズンの全国的な流行が始まったと発表した。1999年の調査開始以来、2009年に次ぐ2番目に早い流行入り。今後も患者が増えると予測され、厚労省は流行拡大の防止のため、外出後の手洗いやマスクを着用する「せきエチケット」を呼び掛けた。

 全国に約5千ある定点医療機関から11月14〜20日の1週間に報告されたインフルエンザ患者数が、1医療機関当たり1・38人になり、流行の判断となる1人を上回った。年明けに流行入りした昨シーズンに比べて1カ月半以上早い。

 福井県は2日に流行期入りを発表しており、20日までの1週間に県内32の定点医療機関を受診したインフルエンザ患者は112人だった。1機関当たり3・50人で、沖縄県(8・12人)、栃木県(5・50人)に次いで全国3番目に多い。県健康増進課によると、健康福祉センター管内別の患者数は丹南57人、福井46人で全体の9割以上を占めている。坂井は8人、奥越は1人となっている。

 14〜20日に医療機関を受診した患者は全国で推定7万人。検出されたウイルスはA香港型が最も多く、次いで09年に新型インフルエンザとして流行したA型とB型が同程度だった。インフルエンザの流行は例年1〜2月にピークを迎える。感染すると38度以上の発熱や頭痛、関節痛などの症状が出る。

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