手筒花火の準備に励む櫓龍のメンバー=7月17日夜、福井県高浜町

 福井県高浜町の夏の一大イベント「若狭たかはま漁火想」が7月21日、同町の若宮海水浴場で開かれる。地元の若者らでつくる「櫓龍」(やぐらドラゴン)が約30万発の創作花火を披露するほか、約1万1千個のキャンドルが砂浜や街頭を幻想的な光で彩る。今回は今秋の福井しあわせ元気国体・大会(全国障害者スポーツ大会)に向けた炬火採火イベントも行う。17日夜は、櫓龍のメンバーが準備に汗を流した。

 イベントは町民有志でつくる実行委員会が2003年から開いている。

 メインイベントの一つ、櫓龍のパフォーマンスは午後8時半開始予定。町内の若者ら45人が手筒花火や噴出花火の「ドラゴン花火」など市販の花火を駆使して迫力ある演出を披露し、会場を熱気に包み込む。今年は演目やメンバーを紹介する映像を約5分間上映するほか、おおい町の和太鼓グループ「名田庄太鼓保存会勇粋連(ゆうすいれん)」とのコラボもある。

 17日夜はメンバー約30人が手筒花火などの準備に励んだ。櫓龍の山本惣一郎会長(35)は「今年は結成15周年の節目であり、例年とは違った目線で楽しんでもらえるよう工夫した。メンバーのいろんな思いが詰まったパフォーマンスを見てもらえたら」と話している。

 漁火想は午後4時開始。同4時半からは、ボランティアらがキャンドルを砂浜や街頭に設置、点灯する。また特設ステージで音楽ライブが繰り広げられ、計5組が会場を盛り上げる。

 同7時45分からは炬火点火式。野瀬豊・高浜町長や地元の小学生ら8人がキャンドルから火を採り、炬火受け皿に点火する。同8時からは水中花火が行われる。

 屋台村ではハンバーガーや焼きそば、おでんなど15店舗が出店する。問い合わせは同実行委=電話0770(72)0338。

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