勝山市長選世論調査

 福井新聞社は27日投開票の勝山市長選について、有権者の動向を探るため20、21の両日、電話による世論調査を行った。取材で得た情報を加味し総合的に分析した結果、序盤戦は現職の山岸正裕候補(71)が先行し、新人で前市議の松村治門候補(48)が追う展開となっている。ただ意中の候補を決めていない有権者が3割超おり、中盤以降の動向により情勢が変わる可能性がある。

 調査結果によると、山岸候補は男女とも支持を集め、全世代に浸透している。特に30代までの若い世代に強い。松村候補は40〜50代で山岸候補とほぼ拮抗(きっこう)しており、70歳以上にも食い込んでいる。

 意中の候補者を「まだ決めていない」「分からない・無回答」と答えた有権者は33・5%だった。

 12年ぶりの選挙戦となった市長選への関心は高く、「非常にある」(44・5%)「少しはある」(38・8%)を合わせると83・3%に上った。投票に「必ず行く」「できるだけ行く」と答えた有権者は83・3%、「期日前投票をする」を合わせると96・1%を占めた。

 投票する人を選ぶ基準は「政策や公約」が45・3%と最も多く、「地域や仕事とのつながり」25・3%、「人物や人柄」21・8%と続いた。

 市長に望む政策では「高齢化・福祉対策」が23・3%とトップ。「子育て・教育政策」が17・0%と続き、「観光振興、交流人口の増加」、「中心市街地の活性化」もそれぞれ15%前後を占めた。

 勝山市の小中学校の再編・統合については「小中学校とも今のままでよい」が48・3%と最も高かった。続いて「小中学校とも再編・統合」22・8%、「中学校のみ—」12・5%、「小学校のみ—」11・0%だった。

 何らかの再編・統合をすべきと考える有権者は、46・3%となり、現在の9小学校、3中学校体制の維持を望む有権者と拮抗(きっこう)している。

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