裁判員裁判の公判が開かれた1号法廷=22日、福井地裁

 覚醒剤を職業的に密売していたとして麻薬特例法違反などの罪に問われた福井市、無職田端幸夫被告(50)の裁判員裁判公判が22日、福井地裁であり、地裁側は捜査報告書など検察にとって重要な証拠を採用した。被告が運転する車に衛星利用測位システム(GPS)端末を無断で取り付け行われた捜査が違法かどうかについては、入子光臣裁判長は判決で示すとした。

 証拠採用を受け、同公判2回目の冒頭陳述があり、検察側は「覚醒剤は10カ月で少なくとも8人に売っている。継続性、営利性、計画性があった。自らも使用していた」と述べた。証拠調べでは、密売したとされる顧客との携帯電話の通話状況や供述調書などを読み上げた。

 弁護側は冒頭陳述で「申し上げることは特段ない。被告人は黙秘する予定」とした。

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