裁判員裁判の公判が開かれた1号法廷=22日、福井地裁

 福井地裁で22日にあった田端幸夫被告の裁判員裁判公判で、証言前に真実を述べることを誓う「宣誓」を証人の男性が拒否し、証人尋問が中止となった。入子光臣裁判長がこの男性に対し「刑事訴訟法に基づき過料10万円に処す」とした。

 証人は検察側が請求した、被告の覚醒剤密売の顧客とされる男性。開始予定から25分遅れて出廷した男性は、拒否する理由を問われ「(覚醒剤事件に)これ以上関わりたくない」と述べた。裁判長が何度も意思を確認したが、男性は「変わらない」とした。1時間10分予定の尋問は中止となった。

 刑事訴訟法では証人は宣誓の義務があり、正当な理由なく拒否した場合は、10万円以下の過料を命じることができる。

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