準食育王に輝いた奥越明成高のメンバー(手前)=20日、福井市の県産業会館

 高校生が料理の腕前や食の知識を競う「第10回全国高校生食育王選手権」の決勝大会が20日、福井市の県産業会館で開かれた。県勢2チームを含む予選を通過した10チームが、3人1組でアイデアに富んだ料理作りやクイズに挑戦した。本県の奥越明成(田中美紗さん、土本愛理さん、橋本亜美さん)が準食育王に輝いた。

 決勝大会は、県の食のイベント「ふくい味の祭典」会場で開かれた。▽食育の4択クイズ▽アジのアイデアレシピ対決▽テーマに合わせた料理作りとプレゼンテーション—の三つの課題に挑んだ。

 テーマは「地域風土が育んだ食材や郷土料理を生かしたオリジナル和食」。奥越明成は、報恩講の時に振る舞われる精進料理をベースに「報恩講御膳」と題したレシピを考えた。すこのご飯や柿入り五色なます、大豆たっぷり呉汁など五つの献立を調理。香川明夫・女子栄養大学長、神田川俊郎・全日本調理師協会名誉会長、天谷祥子・天谷学園理事長が審査し「地元の風習を現代風にうまくアレンジしている」などと評価した。

 県勢はこのほか、美方(久保有希さん、大山和香菜さん、増井友萌さん)が来場者の投票で決まる「ベストパフォーマンス賞」に選ばれた。

 向陽(長崎)が2年連続3回目の食育王に輝いた。3位は北海道三笠、特別賞の女子栄養大学学長賞に洛星(京都)、神田川俊郎賞に福知山淑徳(同)が選ばれた。

 選手権は高校生に食の関心を深めてもらおうと県が開いており、今回は過去最多の314チームがエントリーした。

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