挑戦者決定戦に勝ち名人位戦への推挙状を受け取った三好八段=20日、都内のかるた記念大塚会館

 小倉百人一首競技かるたの第63期名人位挑戦者決定戦は20日、東京都文京区のかるた記念大塚会館で行われた。西日本代表として出場した福井渚会の三好輝明八段(33)=福井県越前市=が、東日本代表の坪井寛行六段(21)=東大かるた会=を2—1で下し、5年ぶり4度目の挑戦権を得た。名人位には福井渚会の川崎文義八段(28)=福井県越前市=が今年から就いており、来年の初防衛戦が初の県勢対決となることが決まった。

 挑戦者決定戦は2本先取した方が勝つ3回戦制。三好八段は1戦目12枚差で圧勝したが、2戦目は4枚差で競り負けた。3戦目は6枚差で勝利を収めた。

 県勢対決について、三好八段は「名人になれるのは一人しかいない。同門対決となるが、名人位を取りにいきたい」と気合十分。川崎名人は「県勢で日本一を争えて大変光栄」と歓迎し、「誰が相手でも変わらない。名人として過ごしてきた1年間を試合で出すだけです」と意気込みを語った。

 この日は同会館で第61期クイーン位挑戦者決定戦も行われ、鶴田紗恵六段(九州かるた会)が山下恵令六段(東京明静会)を2−0で破った。

 名人位戦、クイーン位戦ともに来年1月7日、大津市の近江神宮勧学館で行われる。

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