約510メートルを滑り降りながら1年目の決意を発表する内定者=17日、福井県池田町の「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」

 「日本一の靴屋」を目指す福井県坂井市内の企業が17日、池田町の体験施設「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」で入社内定式を開いた。内定者3人と社長が日本一の地上高を誇るメガジップラインを体験。山を眼下に今後の決意や期待の言葉を叫んだ。

 企業は靴インターネット販売のザカモア(本社坂井市)。日本一の目標を内定段階から共有してもらおうと企画した。今年から本格的に新卒採用に取り組み、3月の会社説明会では運動会を開催した。

 来年4月に入社する小牧海さん(22)=坂井市、竹澤有美さん(21)=福井市、榎波将司さん(20)=同=と西村拓也社長(28)が約510メートルの復路に挑戦。内定者3人には、あらかじめ考えた1年目の抱負を、滑車で降りる間に発表する使命が与えられた。

 最初は笑顔も見られたが、いざスタートすると思った以上の体感速度に言葉が“飛んで”しまった人も。準備した3割しか言えなかったという榎波さんは「この先とっぴなことが起きても付いていけるよう頑張りたい」と笑顔で振り返った。

 一方の西村社長は滑降中、内定者に期待することを大声で発表。到着後、3人に内定証書を授与した。「きょうの内定式のように、常に新しいことに挑戦する気持ちで頑張ってほしい」と話していた。

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