福井県高浜町で練習する倉持大也

 「マークされる中で勝ちきらないと、世界では戦えない」。昨年の愛媛国体で優勝し、連覇がかかる今年の福井国体は自身にとって“殻を破る”舞台。今後の競技人生でさらに上のステージを目指すためにも、勝負にこだわる覚悟だ。

 ウインドサーフィン界の期待のホープ。小学5年生から競技を始めると、2年後の中学1年時にはU-17(17歳以下)の日本代表に選出。中学1年から高校3年まで、世代別の全日本の大会で6年連続優勝の実績を持つ。近年はワールドカップ(W杯)など海外大会へ出場を重ねている。

 得意とするのは、風への対応力。リオデジャネイロ五輪女子RSX級代表の伊勢田愛(福井県スポーツ協会)も「得意な風に乗ったときは速い。いいものを持っている」と評価する。一方で「世界で戦うには精神面がまだまだ」との指摘も。

 昨年、福井県高浜町で行われたプレ国体。最終レース前まで1位を維持していたが、その最終レースで失速。逆転され2位に甘んじた。倉持は「スタートに失敗し焦りが出た。気持ちに余裕がなかった」と振り返る。その悔しさを晴らしたのが愛媛国体。「一つ一つのレースに集中できた。落ち着いて力を出せれば勝てる」と自信を深めるきっかけになった。

 ただ、愛媛国体には北京、ロンドン、リオと3大会連続五輪代表の富澤慎が出場しなかった。「福井で富澤さんに勝って、正真正銘1位をつかみたいんです」と闘志をのぞかせた。

 ■倉持大也(くらもち・だいや)東京都足立区出身。東亜学園高、関東学院大を経て昨春から福井県スポーツ協会に所属。昨年の愛媛国体で県勢初の優勝を飾った。身長177センチ、体重73キロ。24歳。

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