2013年の日本シリーズ第7戦で本塁打を放つ牧田明久。球団初の日本一に貢献した=Kスタ宮城

 プロ野球の楽天を戦力外となった鯖江高(福井県)出身の牧田明久外野手(34)が今季限りで引退することが15日、分かった。牧田は福井新聞の取材に対し「終わるなら楽天でと考えていた。正直、まだやりたい気持ちもあるし、やれる自信はある。だが、最終的には家族のことを考えて決断した」と語った。今後は未定。

 2005年の球団創設時から在籍した最後の選手がユニホームを脱ぐ決断をした。プロ生活16年は「最下位から日本一まで経験し、とにかく早かった」という。

 一番の思い出は「人生で一番緊張した」という13年の巨人との日本シリーズ第7戦。球団初の日本一が懸かる試合に追加点となる本塁打を放ち貢献。「ダイヤモンドを回った時の球場が揺れるような大歓声は今でも忘れられない」と振り返った。

 福井県越前市出身。小学2年の時、地元のスポーツ少年団「北日野マウンテンズ」で野球を始めた。万葉中から鯖江高に進むと1年夏から出場。2年秋からはエースで4番となり、投打でチームをけん引した。

 00年秋、鯖江高からドラフト5位で近鉄に入団。04年オフの分配ドラフトで楽天へ移籍した。05年に1軍初出場。12年には自己最多の123試合に出場し9本塁打と、強肩強打の外野手としてチームを支えた。

 通算691試合に出場。385安打、23本塁打、150打点、打率2割5分3厘、23盗塁。

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