プロ野球独立リーグの福井ミラクルエレファンツで選手として活躍していた頃の千葉司さん

■夢を切り替える場所、新しい夢に出会う場所

夢を追うことはとても素晴らしいことだと思います。そして、野球選手を目指すたくさんの人が少しでも夢へと近づける場所があることも素晴らしいことです。実際BCリーグにはたくさんの夢追い人がいます。ただその反面、叶わない夢があることも現実。年齢、能力、タイミングなどいろんな要素がすべて合致して初めて夢が現実になりますが、そうじゃない方が確率的に多いのが現状なんです。夢をどう捉えてどう接し、人生にどう活かしていくのか。僕は27歳の時それを感じました。僕が諦めるきっかけになったのは、テレビに映る自分のプレーをみて圧倒的な力不足を感じたからです。

人生は長く、野球選手の時が人生のピークではありません。人生のピークはいつでも“今、この時”。それを教えてくれたのがこの独立リーグであり、あの「夢を諦める場所」という代表の言葉でした。僕はこの言葉には続きがあると思っています。

「夢を諦める場所。そして新しい目標を見つける場所」

僕は夢を追い福井県にきたことで福井の素晴らしさを知りました。そして昨年福井県民になった。エレファンツという場所で野球選手の夢を終わらせ、新しい目標のために福井に接骨院を開きました。ゆるパブに参加しながらこうしてあの時の経験を伝えたり、失敗談や挫折したことなどを共有しています。それができたのも福井にエレファンツがあったから。

いろんな夢を見る子供たちはたくさんいると思います。夢を追いかけ日々を一生懸命生きることはとても素晴らしいこと。一生懸命な中に失敗があり挫折がありますが、その失敗や挫折が次の新しい目標へとつ続く道だということをここ福井県で僕は学んだのです。そんな思いを福井で伝えていきたい。それが福井ミラクルエレファンツでみつけた新しい夢。僕と同じように独立リーガーたちは夢を一生懸命追っていることでしょう。そして新しい夢を毎日探しているのかもしれません。

(ゆるパブメンバー:千葉司)

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【ゆるパブコラム】福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。ゆるパブメンバーを中心に執筆中。

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