二○○九年春に福井県で開催される「第六十回全国植樹祭」の会場を決める最終協議が十六日、県庁で行われ、メーンの式典会場は福井市城戸ノ内町の一乗谷朝倉氏遺跡に正式決定した。国の特別史跡での開催は珍しいという。植樹会場には同市脇三ケ町、朝谷町の二カ所が選ばれた。

 全国植樹祭は国土緑化運動の中心的行事。豊かな国土の基盤となる森林への国民理解を深めようと、一九五○年から各県持ち回りで開かれている。本県では、六二年に旧丸岡町女形谷であった第十三回大会以来、四十七年ぶりとなる。天皇、皇后両陛下をお迎えし、記念植樹などを行う。両陛下のご来県は九一年十月以来。

 主催者の社団法人・国土緑化推進機構の塚本隆久副理事長ら三人がこの日県庁を訪れ、西川知事、飯島副知事らと協議。歴史的に意義深く、福井豪雨災害を乗り越えた地域であることなどを理由に開催地として決定した。

 西川知事は「六十回の節目の大会。福井らしさを出せるよう工夫を凝らし、自然の素晴らしさや防災の大切さを伝えたい」と抱負を語った。

 県は年内に基本構想を策定。来年度に実行委員会(仮称)をつくり、基本計画をまとめる。

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