大差での勝利を喜ぶ丸亀市側(写真左側)と負け戦にうなだれる坂井市側(同右側)=12日、福井県坂井市丸岡町霞町3丁目

 福井県坂井市の「越前おろしそば」と香川県丸亀市の「釜玉うどん」のどちらが格上かを再び競う“続・全麺対決”が12日、丸岡城ふもとの坂井市霞ケ城公園周辺で行われた。9月に敗れた屈辱を晴らそうと意気込む丸亀市が、開始わずか30分で約100杯の差をつけて坂井市を退けた。ともに現存12天守を持つ縁で始まった対決は1勝1敗の引き分けで終わり、関係者は今後の交流継続を願っていた。

 ルールは先に300食を売った方が勝ち。対決への関心は高く、食券販売所には開始前から長蛇の列ができた。予定を10分早めて戦いの火ぶたが切られると、多くの人が本場の味を求めて丸亀市のブースへ向かった。福井市から親子4人で訪れた田中瑛人君は「そばも好きだけど今日はうどん。めんがおいしい」と熱々の釜玉うどんを味わっていた。

 午前10時22分に丸亀市が300杯に到達。その時点で坂井市は202杯だった。丸亀市観光親善大使の板谷里佳子さんは「リベンジできてほっとしました。丸亀にいい報告ができます」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

 丸岡そば振興協議会の清水ひとみさんは「負けは悔しいが、対決を通じて丸亀市の観光の取り組みを学べた。今後も現存12天守を縁に交流したい」と話していた。

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