知事賞に選ばれ表彰を受ける岩村朋美さん=12日、福井新聞社・風の森ホール

 第22回福井県中学生郷土新聞コンクール(県中学校教育研究会社会科部会、福井新聞社主催)の表彰式が12日、福井新聞社・風の森ホールで開かれた。最優秀賞の知事賞に輝いた福井大附属中1年、岩村朋美さんら上位入賞31人を表彰し、古里の疑問や、広く伝えたいことを探究し取材と編集に工夫を凝らした生徒たちの奮闘をたたえた。

 福井県教委の淵本幸嗣企画幹らが一人一人に賞状やトロフィー、盾を手渡した。

 最優秀賞、優秀賞の5人が新聞づくりで工夫した点や紙面に込めた思いを紹介。福井市木田地区の伝統野菜「木田ちそ」について取材した岩村さんは「ちその魅力や特徴を詳しく分かりやすく書き、絵や表を多く使い、見出しなどはちそのイメージの紫色にした」と工夫した点を説明し「新聞をきっかけに多くの人に木田ちそに興味を持ってもらえれば」と話した。

 審査員を代表し福井新聞社の森瀬明報道センター長が「上位の作品は目の付けどころ、足でかせぎ厚みや深みが出ていたところ、読みやすく分かりやすく読んでみたいと思わせる紙面になっていたところの3点が優れていた」と講評した。

 入賞作65点は13日まで、福井新聞社・風の森ギャラリーで展示している。

 コンクールは郷土の地理や歴史を調べ、古里への関心を高めてもらおうと、NIE(教育に新聞を)の一環で毎年開催している。今年は県内56校から過去最多の5729点の応募があった。

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